「複利」という言葉、聞いたことはあっても、実際にどうすごいのかピンと来ない方も多いと思います。
簡単に言えば、複利とは**『利息にも利息がつく仕組み』**のこと。
元本だけに利息がつく「単利」と違い、複利は増えた利息も次の計算に組み込まれるため、時間が経てば経つほどお金の増え方が加速します。
ちなみに、僕はゆうちょ銀行にて定額貯金をしています。その金利はなんと0.32%
NISAでeMAXIS Slim オールカントリーのインデックス投資もしているので比較したいと思います。
前提
• 元本:100万円
• 運用期間:20年
• 利息は毎年複利計算
• 金利:定額貯金0.32%、インデックス投資5%
年数 | 定額貯金(0.32%) | インデックス投資(5%) |
0年 | 1,000,000円 | 1,000,000円 |
5年 | 約1,016,096円 | 約1,276,282円 |
10年 | 約1,032,466円 | 約1,628,895円 |
15年 | 約1,049,117円 | 約2,078,928円 |
20年 | 約1,066,055円 | 約2,653,298円 |
💡 20年後の差
• 定額貯金:+約6.6万円
• インデックス投資:+約165万円
→ 約158万円の差
ただ、お金(100万円)を眠らせておくだけでこの違い
これは積立じゃありませんよ!
もちろん金利差が違いますからね。
でもこの金利差はリスクと引き換えに勝ち取ったものとも言えます。
投資にはリスクがつきもの。
ただこの比較で勘違いしてはいけないのが、定額貯金の金利は毎年必ず0.32%付きますが
投資の方は毎年必ず5%付くとは限りません。
20年の平均利回りが5%程度という事です。
この比較のインデックスの計算は、毎年5%の利回りで計算しています。
頭では理解しているつもりでも、こうやって数字で比較すると改めて実感しますね。
複利をうまく利用してお金を増やすには、ポイントが3つあります。
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1. できるだけ早く始める
複利の最大の武器は「時間」です。
運用期間が長くなるほど、利息に利息がつく回数が増え、増え方が加速します。
たとえば同じ年利5%でも、20年と30年では最終金額に大きな差が出ます。
少額でも早く始めた人が、後から多額を投じた人に勝つことも珍しくありません。
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2. 増えた利益を使わず再投資する
複利の力を最大限に引き出すためには、利益をそのまま運用資金に回すことが重要です。
途中で引き出してしまうと、元本が減り、利息に利息がつくサイクルが弱まります。
「利益は使わず、元本に組み込む」を徹底することが、雪だるまを大きくするコツです。
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3. 長期で安定運用できる商品を選ぶ
短期での値動きに振り回されると、途中で売ってしまい複利効果が途切れます。
長期で安定的に成長を目指せるインデックスファンド、債券、配当再投資型の株式などがおすすめです。
特にインデックス投資は、世界全体や先進国全体など広く分散されており、長期保有と相性抜群です。
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💡 まとめ
• 早く始める
• 利益は再投資
• 長期で安定運用
この3つを守れば、複利の力がじわじわと効いて、将来の資産額が驚くほど変わってきます。
現金貯金は実家暮らしの僕にはあんまり必要ないのかも。
子供、彼女すらいない子供部屋おじさん😱
NISAの積立額増やしちゃおっかなー!!!
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